技能取得
【神奈川県相模原市】パーマカルチャーセンタージャパン
日本で唯一、パーマカルチャーデザイナー資格を取得できる研修施設
パーマカルチャーセンタージャパン（Permaculture Center Japan、略してPCCJ）は、神奈川県相模原市緑区（旧藤野町エリア）に拠点を置く、日本におけるパーマカルチャーの普及と実践を目的とした施設です。1996年に設立され、2005年にNPO法人化されました。
PCCJは、自然の恵み（食べ物、エネルギー、水など）と人間の生活が調和し、汚染や破壊ではなく豊かな生命を育む関係性を築くことを目指しています。争いではなく喜びを分かち合う社会をデザインすることを理念としています。
パーマカルチャーとは、パーマネント（永続性）、アグリカルチャー（農業）、カルチャー（文化）を組み合わせた造語で、人と自然が共存し、持続可能な生活や社会を築くためのデザイン手法を指します。この概念は、1970年代にオーストラリアのビル・モリソンとデビッド・ホムグレンによって提唱されました。
日本でのパーマカルチャー運動は1990年代に始まり、PCCJはその中心的な役割を担ってきました。設立後、創始者ビル・モリソンやデビッド・ホムグレンが来日し、講演やワークショップを開催したこともあります。
PCCJの施設は自然豊かな藤野に立地し、実践による学びの場としての農地や宿泊可能なスペースを備えています。
PCCJのメイン講座であるパーマカルチャーデザインコース（PDC）は、日本で唯一、パーマカルチャーデザイナー資格（Permaculture Design Course、PDC）を取得できる講座です。
パーマカルチャーデザインコースの内容
- 基礎理論:
パーマカルチャーの歴史、原則（例: 「多様性を活かす」「無駄を資源に変える」）、倫理（地球への配慮、人への配慮、資源の公平な分配）。 - デザイン手法:
ゾーニング（生活圏の効率的な配置）、セクター分析（太陽や風などの自然要素の活用）、システム思考。 - 実践技術:
コンポスト作り、自然農法、雨水利用、土壌改良、エネルギー効率の高い建築。 - フィールドワーク:
実際に藤野の敷地内で観察や設計を行い、学んだことを実地で試します。
期間は、数週間にわたる集中コースや、数か月に分けた週末開催コースなどがあります。
概要
- 所在地／ 〒252-0186 神奈川県相模原市緑区牧野1653
最寄り駅JR中央本線「藤野駅」からはタクシーなど車での移動が必要です。相模湖ICから車で約19分です。 - 代表者／ 設楽清和
- 運営形態／ NPO法人
- 公式サイト／ https://pccj.jp/
- YouTube／ https://www.youtube.com/@パーマカルチャーセンタージャパン
- お問い合わせ／ 電話：050-1319-5988
Mail：info@pccj.jp