農的コミュニティ

【茨城県石岡市】暮らしの実験室 やさと農場

暮らしの実験室 やさと農場

人と人、人と生き物が共に生きる暮らしがテーマ

人と人、人と生き物が共に生きる暮らしがテーマ
「暮らしの実験室 やさと農場」は、茨城県・筑波山の麓に位置し、人と人、人と生き物が共に生きる豊かな暮らしを、実験・実践していくことをテーマとした共同運営農場です。運営は、農場で働くスタッフ5人と、主に農場の生産物を食べる70人程の会員によって行われています。

背景と歴史

1974年に消費者自らが農場を作り、運営する「たまごの会八郷農場」が作られました。当時、高度経済成長に伴う公害や化学物質による健康被害が問題視される中、都市に暮らす人々が安心・安全な食を求めて、自分たちで農作物を育てようと立ち上げたのが起源です。この取り組みは、地域に有機農業を根付かせるとともに、都市と農村をつなぐ架け橋としての役割を果たしてきました。2007年に現在の「暮らしの実験室やさと農場」に名称変更しました。

主な活動

有機農業
平飼い鶏400羽、豚20頭を飼い、その堆肥を畑にまいて野菜を育てる、「有畜複合・循環型」の農法を実践しています。出来た農産物は主に宅配を通して分配(シェアリング)しています。耕作放棄地を再生・再開拓する活動も2016年から始めています。

農体験の提供
農業体験やワークショップを通じて、訪れる人々に農的な暮らしを体験する機会を提供。収穫や動物の世話、料理作りなどが楽しめます。日帰りや宿泊付きのプログラムもあり、家族連れや有機農業に関心のある人々に人気です。

コミュニティづくり
農場は「開かれた公共の空間」として位置づけられ、訪れる人々が自然や命と向き合う場、学びや交流の場としての役割も担っています。

農場では、畑作業や動物との触れ合いを通じて、自然や食の大切さを肌で感じることができます。また、スタッフの温かい人柄や農場のおいしい食事が評判で、リピーターも多いようです。


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概要

暮らしの実験室ラジオ局 1回目(210514)