地域の話題 -栃木県
今も残る、森高千里さんが歌う「渡良瀬橋」の公衆電話
今やレトロなものになりつつある街角の公衆電話ですが、東日本大震災の際には携帯電話が繋がらなくなり、各地の駅前に残る数少ない公衆電話に長蛇の列ができました。
歌手・森高千里さんが自ら作詞して1993年にリリースされた「渡良瀬橋」の歌詞の中にある、「床屋の角にポツンとある公衆電話」は今でも残っています。
関東の小京都と言われている足利市の観光地に近い場所にあります。
渡良瀬橋は、足利市に流れる渡良瀬川に架かる橋です。
歌詞の中にある河原は、実際に森高さんが訪れています。
公衆電話のそばにあるのが八雲神社で、主祭神はスサノオ。
伊勢神宮の式年遷宮に伴って解体された社を移築して再建築されました。
八雲神社の背後には大きな古墳群があります。
きれいに整地されのどかな緑地になっていて、写生をしている人や遊んでいる子供たちがよく見られます。
足利市は足利学校やフラワーパークが有名ですが、古い神社や寺院、古墳、巨石など見どころが多い地区になっています。